• 土曜日 , 10 12月 2016

モテホルモン?と呼ばれるテストステロン値を高めるには!?

こんにちは!フィットネスジャンキーです!

皆さん突然ですが「テストステロン」というものに聞き覚えがあるでしょうか??

テストステロンについては、以前の記事でも書いたことがあるのでそこから引用すると、

━━ テストステロンとは男性ホルモンの内訳の約9割を占めているものなので、ほぼ男性ホルモンそのものと言えます。男性の場合はそのほとんどが皐丸(こうがん)で作られ、わずかに副腎でも作られています。(女性でも男性の1割程度卵巣と副腎から作られています)

それらから分泌されたテストステロンは血流に乗って体内を駆け巡り、筋肉や骨の成長、肥満の予防、若々しさを保つ、精力、神経伝達速度、行動力や積極性など肉体面から精神面まで幅広く影響を及ぼすものです。━━

この男性ホルモンである、テストステロンに関しての興味深い実験報告は数多くあります。

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テストステロンに関するいくつかの研究報告

猿山のボス猿のテストステロンを調べると、なんとほぼ確実にボス猿のテストステロン値が高く出るといったことや、会社でテストステロン値を調べると社長が1番高く出るということも多いようです。

またテストステロンは”勝利のホルモン”とも言われ、運動会の徒競走が行われる前と、行った30分後に子供たちのテストステロン値を調べると、一等をとった子達のテストステロン値は開始前と比べて優位に上昇しており、最下位になってしまった子は逆にテストステロン値が下がってしまっていたという報告もあります。

もっと有名な研究結果で言うと、2008年のアメリカ合衆国大統領選の結果直後に、候補者のオバマ氏とマケイン氏、双方の支持者達163人の選挙結果直後のテストステロン値を調べたところ、オバマ氏の支持者達とマケイン氏支持者達の間では、テストステロン値に開きが出ていたことがわかり、(開票前は同レベル程度だった)一週間後に再び測定するとその差は更に大きくなっていたということもわかっています。

つまり勝負の勝った負けたというのは、その日限りではなく、もっと後日に渡りホルモンに影響を及ぼすもののようです。

ボス猿や社長は群れや人間関係のなかで常に優位に立っている状態、いわばコミュニケーションの中で常に勝っている状態ともとれるので、テストステロン値が高い、高い場合が多かったというのもうなづける気がします。

また、タイトルで記したように「モテホルモン」と言われることの多いテストステロンですが、オスのマウスにテストステロンを投与すると、メスのマウスが集まるようになってきた、モテるようになった、という情報もテストステロンに関して調べると良く見掛けます。

これは本当かどうかというのはちょっとわかりませんね…。本当だったら夢のある話しですが笑

筋肉のつきやすさ、脂肪のつきにくさにも関係するテストステロン

また前述したようにテストステロン値は、肥満にも大きく関わってくるということがわかっています。

肥満体の人にテストステロンを注射すると、筋肉がついて脂肪が減ることもわかっていますし、実験でマウスにテストステロンが作用しないようにすると、みるみるうちに太っていってしまったという報告もあります。

テストステロンは直接補充するのではなく、分泌を高めるのが望ましい

これだけ様々なことに関与するテストステロンなので、テストステロン値が下がるのは避けたい、むしろ上げたいと思う方も多いのではないでしょうか??

しかし”アナボリックステロイド”のように、直接テストステロンを注射などで注入するわけにはいけません。

スポーツ選手、特に格闘技の選手などで、このテストステロンを直接補充することで、テストステロン値をかなり高いレベルまで引き上げ、驚異的な身体能力やタフネス、段違いの筋力や恐れ知らずの闘争本能を手に入れる選手もいて、最近有名なところではk-1の2010年GP王者に輝いた、アリスターオーフレイム選手が薬物検査に厳しい米国の総合格闘技団体、UFCの抜き打ちチェックで使用が発覚しています。

直接補充して問題なのは、自分でテストステロンを分泌する能力が後々に弱くなっていってしまい、それによる様々な弊害をもたらしてしまう可能性があるということです。

案の定、アリスターは抜き打ち検査でステロイドの使用が発覚するまで圧倒的な強さを発揮して勝ち続け、世界最強に最も近いのではないかと言われていたのですが、発覚して試合停止処分が明けた後の試合では、以前の弱点であったスタミナ不足と、打たれ弱さまで蘇ってしまい、あっさりとKO負けをしてしまいました。

ステロイドを使用していた頃の、自信に満ち溢れ、危険性さえ醸し出していたアリスターの姿を現在では見ることができません。

ステロイドの使用が疑われていた頃の無類の強さを誇っていたアリスター選手

ちなみにステロイド使用発覚の停止処分明けの試合後に、アリスターのテストステロン値を計った時は、通常よりもかなり少ない状態で、試合をするのも危険な状態であったそうです。これは明らかにステロイドの後遺症により、テストステロンを分泌する能力が弱くなってしまっていたということでしょう。

ということで、テストステロンはステロイドのように直接投与するのは弊害を生む可能性があるので、様々な生活因子によって”体内での分泌を高める”方法をとる必要があるということです。

どうすればテストステロンの分泌を高めることが出来るのか??

テストステロン値は生活の中の様々な要素によって上下するようです。なので日々の中で「テストステロンの体内での分泌を下げてしまう要因を出来るだけ阻害し、上げる要因を満たしていく」ということが重要になってくるといえると思います。

最近年を取ったと感じるようになった、疲れやすくなった、やる気が出ないという方などから、スポーツでもっと力を発揮したい、筋トレでの効果を上げたい、もっと行動的になりたいという方など、もちろんテストステロンが全てではありませんが参考程度にしてみて下さい。

ではまず先に、テストステロン値を下げてしまう要因から紹介していきましょう。

テストステロンを下げてしまう要因

・睡眠不足や寝る前のアルコール摂取

テストステロン値は朝起きた時にピークを迎え、夜眠る時間に向かって徐々に減少していき、寝ている間に補充されるというサイクルを日々繰り返しています。

なので眠る時間が短いということは、テストステロンを補充する時間も短くしてしまうということになるのです。仕事や付き合いで睡眠がとれない場合もあるかもしれませんが、基本的には7時間以上の睡眠を心掛けるようにしましょう。

また、寝る前にアルコールを摂取すると、眠りが浅くなり、睡眠の質自体が下がってしまいます。これもテストステロンの分泌を下げてしまうので、しっかり湯船に浸かって、お風呂上りに軽めのストレッチをするなど深い眠りにつける工夫をしましょう。

・慢性的なストレス

人間が強いストレスを感じると、脳の視床下部から副腎皮質刺激放出ホルモン(CRF)が出て、このCRFが出ると、精巣でテストステロンが作られなくなってしまうということが起こるようです。

「仕事でストレスを溜めないようにしましょう!」と言うのは簡単で、すぐに解決出来るものではないかもしれませんが…笑 昔よりイライラしやすくなった、何事に対しても億劫になってきたということがあれば、注意が必要です。上司の説教を右から左に受け流すテクニックを身につけましょう笑

・肥満

前述したように、テストステロンの分泌が低下すると体脂肪がつきやすくなってしまいますが、体脂肪、特に内臓脂肪が増えることでまた、テストステロンの分泌が低下してしまうという悪循環に陥ってしまいます。太っしまっている方が身体が重く感じるのは、もちろん体脂肪の蓄積ありきではあると思いますが、ホルモンの分泌も関係あるということかもしれません。

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テストステロンの分泌を高める方法

では次はテストステロンの分泌を高める方法を紹介していきたいと思います。1番直接的で実行しやすいと考えられるのが、テストステロンの分泌を高めてくれる食べ物の摂取だと思います。

では具体的な食品を挙げていきましょう。

・玉ねぎ

東海大学の研究で、玉ねぎに含まれる含硫化合物が、テストステロンの分泌を活発にするということが近年明らかになったようです。日清ファルマがこの玉ねぎの成分にフォーカスしたサプリメントを今年の4月に出しましたが、これからこのような成分に着目したサプリメントが徐々に増えていくかもしれません。

・ニンニク

ニンニク=活力の源というようなイメージは誰もが持っているかもしれませんが、実はニンニクだけではテストステロンの分泌は全く活発にならないようで、タンパク質とともに摂取した時に大きく効果を発揮してくれるとのことです。ガーリック付きのサーロインステーキなどを食べると、食後元気になったように感じるものですが、このような科学的根拠があるということになりますね。

・牡蠣

牡蠣に豊富に含まれる亜鉛もテストステロンの分泌を増加させてくれるようです。他にも亜鉛が摂れる食品として、牛もも肉、チーズ、レバー、キャベツ、うなぎなどがありますが、牡蠣はこの中でも特に豊富に亜鉛を含んでいます。

ちなみにテストステロン値を高める食品もあれば、過剰摂取によって下げてしまう食品もあるようです。ビールの原料に含まれるホップは女性ホルモンと似た作用があり、テストステロンを作りにくくしてしまうとのことなので、飲みすぎには注意したいところですね。

また大豆食品や、豆乳に含まれるイソフラボンも、摂取をしすぎると、同様の理由からテストステロンの分泌を低下させてしまうようです。

筋トレや有酸素運動を取り入れる

適度な運動を生活に取り入れることで、テストステロンの分泌も高めることが出来ます。

中でも脚や胸、背中など大きい筋肉を鍛える、多くの筋肉を動員するトレーニングを行うのがより効果的だという情報も見かけるのですが、確かなエビデンス(科学的根拠)があるかはわかりません。ただ海外のトレーニングサイトなどでも、この情報は良く見掛けるので、僕がエビデンスを把握していないだけで本当なのかもしれません。筋トレに限らず、有酸素運動も有効のようです。

テストステロン値を計るにはどうすれば良いのか?

いかがだったでしょうか?冒頭で記したようにテストステロン値は、筋肉や脂肪のつきやすさ、つきにくさや若々しさなど、外見にも関与するだけでなく、やる気や集中力、行動力、精力など精神面にも作用する非常に重要なホルモンと言えます。

日本はホルモンに対して後進国であり、海外に比べテストステロンを使った療法など(専門医の診断と処方にもとづいたテストステロン補充療法)は遅れをとってしまっているようですが、高齢化が進むにつれて男性更年期障害の潜在患者数も増えていくでしょうし、一般化してくるのではないかと思います。

テストステロンが増えることでハゲたり毛が濃くなったりはしないのか?

男性ホルモンのテストステロンが増えるとハゲたり体毛が濃くなるのではないか?と思った方も多いのではないでしょうか??

結論から言うとこれは、半分正解で半分間違いです!テストステロンの分泌量=ハゲや体毛の濃さというのは直結するものではありません。それならばテストステロン値が一般の方よりも高いであろうアスリート達はハゲだらけ!ということになってしまいます。

次回はこのことについて書いてみたいと思います!

それではフィットネスジャンキーでした!

追記:テストステロン値は、泌尿器科に「メンズヘルス外来」を設けてある病院ならば、計ってもらえるようなので、もし気になる方は一度計ってみるのもよいかもしれませんね。費用はそれほど掛からないとのことです。

関連記事:脱毛を促進するジヒドロテストステロンを抑制するには? 自分がスポーツ選手向き、筋肉がつきやすいかを見分ける方法!?

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