• 火曜日 , 6 12月 2016

筋肉量の減少を防ぎ、タンパク質の合成を促すBCAA!

33300279_m

筋トレを習慣にしている方で、プロテインは購入して飲んだことがあるけど、BCAAサプリメントは飲んだことがないという方は多いのではないでしょうか?

近年、米国ではBCAAの人気が復活してきているようです。(元々プロテインに次いで、人気のあるサプリメントではありますが)

日本でプロテインの需要というのは年々高まってきているようですが、米国のサイト、bodybuilding.comの記事で紹介されていたBCAAならではの多くの利点を見てみると、日本でもプロテイン同様これから伸びていくのではないかという感想を持ちました!

プロテインとはまた違う、BCAAの利点とは一体どのようなものなのか?記事の方を見てみましょう!

スポンサーリンク


知られざるBCAAの多くの利点

以下は翻訳部分になります。


近年、ボディビルディングとフィットネス業界では分岐鎖アミノ酸サプリメント(BCAA)の人気が復活していますが、これにはそれなりの理由があります。市場に出回る、どのサプリメントよりもBCAAの使用を支持する研究結果が多いのも、それを物語っています。

BCAAの補給は体重を増やしたいときに非常に効果的である一方で、カロリー制限ダイエット中に筋肉量を保つ際にも、特に有効であると言えます。極度に脂肪を落とした体格を目指すボディビルダーなどにはうってつけのサプリメントなのです。

食事制限で減量すると、ステージ上やビーチ、異性の前ではカッコよく見えるかもしれませんが、実は筋肉量も減っている可能性があるのです。

カタボリックの危険性

食事制限はカタボリック、つまり筋肉の分解を起こし、これにはいくつかの原因があります。体から脂肪が減れば減るほど、体は体脂肪を蓄えようとより一層頑張り、その結果、筋肉を失いやすくなってしまいます。脂肪が減ると、体は筋肉を使って必要なエネルギーをまかなうようになってしまうのです。筋肉で引き締まった肉体を目指す人には、うれしくない話です。

分子レベルでは、体がエネルギー源として筋肉のアミノ酸を放出し、それによりタンパク質の分解(カタボリズム)が増え、その結果筋肉が失われます。それだけではなく、食事制限でエネルギーの摂取も減りますから、タンパク質の合成ももちろん減ります。これらの理由で筋肉量が減ってしまうのです。

筋肉量の基本方程式とは、「筋肉量=タンパク質合成率―タンパク質分解率」 です。

合成率が分解率と同じであるとき、筋肉は増えも減りもしません。合成率が分解率を超えるとき、筋肉が増え、逆に分解率が合成率を超えると、筋肉が減ります。 食事制限というのは、ろうそくを両側から灯しているようなもので、タンパク質の合成を減らしながら分解を増やしているのです。

食事制限によるタンパク質代謝の影響はワークアウトとも関係します。脂肪が減れば減るほど、気力や活力も落ちていきます。エネルギーの摂取が減り、グリコーゲンの蓄えも落ちると、トレーニングがきつく感じるようになるでしょう。今まで普通に持ち上げていた重量が重く感じ、すぐに疲れてしまい、メニューを終えることができなくなります。すると筋肉はすぐにそれに適応し、トレーニングにそれほどエネルギーを使えなくなってしまうのです。

これでは体は筋肉量を増やすことはできません。同時に言えることは、重量を上げるための筋肉を、エネルギーとして使ってしまっているということです。

 BCAAの美点とは

筋肉量の減少を止めたいけれど、そこには地獄の番犬が控えています。まるで3つの頭を持つケルベロス。この怪物とどう戦えばいいのでしょう?

それには3つの頭を叩き潰すしかありません!

分岐鎖アミノ酸(特にロイシン)はタンパク質合成を刺激し、通常のタンパク質だけに比べてはるかに効率よく合成を促進するという事は良く知られています。BCAAはまた、タンパク質合成を行う過程で重要な役割である細胞組織の合成も促進。このように、BCAAはタンパク質合成率を上げるばかりでなく、細胞のタンパク質合成の容量も増やすのです。

BCAAはさらにあなたの体の味方として働き、タンパク質の分解率を下げてくれます。これは主にタンパク質分解経路における成分の活動を低下させるためで、さらに、タンパク質分解に関わる化合物の発現を減らすためでもあります。

ここで筋肉量の基本方程式に戻ってみましょう。タンパク質合成が増えて分解が減るということは、筋肉量アップまたはキープということ。そして、これこそが、ケルベロスと戦う方法なのです。

さらなる美点

BCAAはタンパク質分解を減らし合成量を増やすだけでなく、他にも利点があることがわかっています。ワークアウトの運動強度の向上にも一役買っているのです。BCAAはアミノ酸の一種であるトリプトファンと競合して脳内に入ります。トリプトファンは脳内で神経伝達物質セロトニンに変ります。

運動中にセロトニン濃度が上昇すると、疲労感が増加するので、ワークアウトの強化は望めません。

BCAAの補給により、脳内に入るトリプトファンの量が抑制され、セロトニンの産生も減少。つまりよりハードで長時間のトレーニングができるようになるのです。

 BCAAとホエイプロテイン

BCAA補給でもたらされる様々な利点を紹介してきましたが、批判的な見方もあります。BCAAサプリは価格が高過ぎるから、BCAAの摂取にはもっとホエイプロテインを取るべきだという意見があります。確かにホエイはBCAAを豊富に含んでいますが、これはあまり効果的な戦略とは言えません。

ホエイプロテインに含まれるBCAAは、他のアミノ酸とペプチド結合しており、効果を発揮するには消化によって結合を離れ、血管内に吸収されなければなりません。ホエイは比較的消化の早いタンパク質ですが、それでもすべてのアミノ酸が離れ、血管内に吸収されるまでには数時間かかるとされています。

その点、サプリメントのBCAAは結合していない遊離型で、消化の必要がなく素早く血管に吸収されます。ペプチド結合型のアミノ酸とは比べ物にならないほど早く血中アミノ酸濃度を上昇させるのです。ほんの数グラムの遊離型BCAAが、30グラムのホエイプロテインよりも血漿中BCAA濃度をはるかに高く上昇させます。 それによって、タンパク質合成と分解に与える影響に大きな差がでるのです。

他のアミノ酸と違いBCAAのサプリメントが血中BCAA濃度に大きく影響する理由は、小腸や肝臓でほとんど代謝されないことにあります。したがって、経口のサプリメントでも、血液中に素早く届き、まるで注射のような効果があるのです。

おわりに

最近の研究では、BCAA(ロイシンなど)のサプリメントを使用しながら食事制限をしたグループは、BCAAを使用していないグループよりも、より効果的に筋肉量の維持と脂肪の減量に成功しているという結果が出ています。要するに、筋肉量を減らさずに、脂肪を落とすことができたということです。

広告ばかり目立って結果の出ないサプリメントはもう要りませんね。BCAAのパワーを実感しましょう!


BCAAはバリン、ロイシン、イソロイシンから成るアミノ酸ですが、この三つのアミノ酸の配合比率というのは各メーカー、商品により様々です。

以前の記事では「配合率から探るBCAAサプリメントのベストな選び方!」という記事を更新しているので、そちらも合わせて読んでみてください!

それではフィットネスジャンキーでした!

関連記事:クレアチン、HMB、BCAA等数あるサプリメントからどれを選ぶべきか?

トレーニング前、トレーニング中に摂取したBCAAの効果について BCAAの5つの効果と摂取の仕方について

スポンサードリンク