• 火曜日 , 23 5月 2017

どうしてもジャンクフードがやめられない10個の科学的な理由

ジャンクフード

筋トレやランニングなどの有酸素運動を一定期間こなしているのに、体に変化が出てこない、痩せないという人は、必ず食生活に問題があります。

たとえ体脂肪は減らなくとも、運動をすること自体が絶対的に健康にとって良いことなのですが、やはり体に変化が出てこないとさみしいものですよね!

米国のサイトmensfitnessでは、ジャンクフードがやめられない10個の科学的な理由というものを紹介していました。

なぜ自分が余分なものを食べてしまうのか、どういう時に食べたいという欲求が強く発生してしまうのかという事を、科学的な見地から知って理解することは、余分にカロリーを摂りすぎてしまうことへの予防策や欲求へのコントロールになりえるかもしれません。

10個の科学的な理由というのを見ていきましょう!

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ジャンクフードがやめられない10個の科学的な理由

以下は翻訳部分になります。


 

痩せようとしているのに、どうしても手が伸びてしまうのには理由があります。

外食に出かけると、メニューの中でも脂肪分の一番高いパスタや、ダブルベーコンとかそんなものしか目に入らなくなってしまう。この感覚は誰にとっても身に覚えのあるものではないでしょうか?

家を出る前は、なんでも思うままにというわけではなく、体に良いものをほどほどにと考えていたはずなのに、メニューに目を通し始めるとそんなことはすっかり忘れてしまう。

「高カロリーの食べ物が至る所にある現代では、こうした欲求は自然な反応です」とタフツ大学の栄養学教授であり、オンラインのダイエット支援プログラムiDietの創始者であるスーザン・ロバーツ博士は言います。

「欲求自体が本質的に悪いわけではないのですが、こういう環境にいる私たちにとってはやはり問題です」そう、パンの代わりにフライドチキンを使ったダブルダウンサンドウィッチなんてものが生み出される環境に私たちは生きているのです。

ジャンクフードに目をくらまされて体重を倍増させる前に、どうしてこの欲求が起きるのかを考えてみましょう。

 

1.遺伝子が食べろと命じている

ハンバーガーやドーナツやポテトチップへの欲求は、実は生来備わっているものなのです。進化の過程を考えればわかります。石器時代の祖先はそこに食べ物があるのなら、高カロリーのバッファローでもサーベルタイガーでも、次の狩猟まで生き抜くために食べていたわけです。

狩猟をしなくても、ドライブスルーへの寄り道で済むわけですが、人間の遺伝子はその現実に追いついていません。「現代、私たちは高カロリーのジャンクフードに囲まれて生きているわけですが、私たちの遺伝子は未だに食べ物がそこにあるからという理由だけで、全部食べてしまえと命じているのです」とロバーツ博士は言います。

 

2.睡眠不足

研究によると、睡眠不足は食べ物への欲求、特に不健康な食べ物への欲求を増加させます。

肥満ジャーナルに掲載された最近の研究では、人々が9時間の睡眠の後に、様々な食べ物の写真を見た際の脳の活動、そして4時間という短時間の睡眠後に同じ写真を見た際の脳の活動を比較分析しています。

4時間の睡眠の後では、脳の喜びと報酬系に関与する部分が、ドーナツやピザなどのジャンクフードの写真を見たときに、人参やヨーグルトの写真を見たときよりもさらに活性化されることが判明しました。

「睡眠不足は身体のすべてのシステムに負の影響を与えます。よって身体が、気持ちのよい毛布や馴染みの食べ物など、何であれ快適さを欲求するようになるのです」とニューヨークの栄養士で運動生理学者、パーソナルトレーナーであるフランシ・コーエン氏は言います。

 

3.ストレス

短期的なストレスは食欲を低下させますが、ストレスが恒常的に存在する場合、身体はストレスホルモンであるコルチゾルを放出します。

コルチゾルのレベルが高いままだと、食べ物への欲求は非常に強くなります。特定の高カロリーの食べ物に含まれる糖と脂肪は脳内の化学物質のバランスを変化させ、気分が良くなるということを身体は知っているので、身体はそれを求めるわけです。

例えば、臨床内分泌・代謝ジャーナルに掲載された最近の研究によると、糖はコルチゾル値を低下させ、海馬のストレス反応を沈静化するようです。また、糖質は心を落ち着かせる効果のあるセロトニンのレベルを上昇させます。

 

4.高揚した気分

昇進、すばらしい評価、新しい顧客…仕事でよい知らせがあり高揚し、幸せで自信に満ち溢れて、お祝いしたいような気分のとき。

そのような時には誰でも美味しい食べ物でお祝いしたいと思うことでしょう、とノースカロライナ大学チャペルヒル校の精神医学・栄養学の教授であるシンシア・ビュリック博士は言います。彼女は食べ物への欲求や、ドカ食いのコントロールについて数冊の本を執筆しています。

ストレスとネガティブな感情は食べ物への欲求を強めますが、その逆もまた真なのです。「特に多くの男性が、ポジティブな気分の時にドカ食いをしがちであると言います」とビュリック教授は言います。

 

5.エネルギーが不足している

身体は糖質をグリコーゲンとして貯蔵し、それがエネルギーとなります。もし糖質制限ダイエットをしていて、グリコーゲン貯蔵量が低下している場合、身体はパン、パスタ、クッキーやマフィンといった消化しやすい(GI値の高い)エネルギー源である糖質を含む食べ物を欲するようになるとコーエン氏は話します。

極端な低糖質ダイエットや完全糖質制限ダイエットを行うよりも、精製された炭水化物でなく全粒粉、豆類や豆製品といった精製されていない炭水化物を選ぶようにしましょう。

 

6.甘いものや炭水化物が大好きである

良質でない大量の炭水化物を摂取すると、血糖値の激しい乱降下を招き、食べ物への欲求も激しく変動するという悪循環に陥りかねません。

お腹が空いている時にベーグルやキャンディを食べたりすると、身体はそれを非常に早く分解します。糖分が血中に巡り、エネルギーが補充された感じがします。これが“シュガーハイ”です。

しかし、実際には身体は糖分を一度に燃焼させようとしているのです。すい臓は糖分の急激な上昇に対応するためインスリンを放出し、糖分のうちいくらかはエネルギーとして貯蔵されるものの、残りは脂肪となり貯蔵されます。

何も残っていない状態になるとグルコースのレベルは急激に低下します。これが“シュガーロー”で、コーエン氏によると、これでまた最初の地点に逆戻りすることになってしまいます。

つまり、空腹でシュガーハイを与えてくれるような食べ物への強い欲求が発生する、ということです。

 

7.アルコールが入っている

“ビールゴーグル”(アルコールですべての女性が美人に見えること)は食べ物についても起こります。

人は何をどれだけ食べるか、認識力を使って判断しています。しかし、アルコールはこうした判断力を鈍らせます。

「アルコールは食欲への自己規制を外してしまいます」とビュリック博士は言います。「シラフの時なら、フライドポテトはほんの少しにしておこうなどという自制が働きます。でも、アルコールが入ると、もうどうでもいい、今日はパーティーだ、ということになってしまうのです」

さらには、肥満ジャーナルに掲載された最近の研究は、アルコールの摂取で食べ物の匂いに対する脳の反応が増進することを示しています。

つまり、食べ物のおいしそうな匂いにさらに敏感になり、食べ物への欲求をさらに加熱させることになるのです。

 

8.視覚と嗅覚による刺激

おいしそうな食べ物の写真は、その食べ物がいかに美味しいか、そしてそれがもたらす喜びを思い出させます。「写真を見ると唾液が出てくることがありますが、そうすると食欲はさらに刺激されるのです」とビュリック博士は言います。

サウスカリフォルニア大学の研究によると、実際に、食べられないものの写真よりも、ハンバーガー、クッキーやケーキの写真が空腹感を19%増進させ、甘いものへの渇望が21パーセント、美味しい食べ物への渇望が14%増加します。

そして、脳の報酬系に関連する部分を刺激するのです。嗅覚はどうでしょうか?「食べ物への欲求は鼻に始まることが多いのです。映画館にポップコーンの匂いを充満させれば、それを買って食べるように刺激されるわけです」とビュリック教授は言います。

 

9.「パブロフの犬」的反射

もしあなたが育った家庭ではいつもデザートがあったり、10時のミーティングにドーナツを持っていく習慣ができていたりするのなら、この習慣を破ったときにはいつもよりさらに強い渇望感を感じるはずです。

「一定の時間に甘い物を欲するよう習慣づけられてしまった結果だ」とビュリック博士は言います。長い間甘い物を食べていなかった時も同様です。空腹の時にキャンディバーを食べると、脳に急激に糖分がもたらされます。

「これは高い糖分で強烈な空腹からの解放という条件付け反応を作り上げることになります」とビュリック博士は言います。つまり、次に空腹を感じた時にも、キャンディバーが欲しくなってしまうのです。

 

10.中毒になっている

糖分を摂取するとドーパミンが分泌されます。これはコカインがもたらす反応と同様です。神経科学・生物行動ジャーナルに掲載された論文によると、糖分の摂取で起こる脳内の変化に病みつきになり、中毒のような欲求が起こるようになります。


 

いかがだったでしょうか?

食べ過ぎてしまう、食事制限がどうしても出来ないという方は、いくつか思い当たる点もあったのではないかと思います。

睡眠不足の時、仕事などでストレスが溜まっている時、逆に気分が高揚している時、お酒を飲んでいる時、食べ物の写真を見た時やにおいを嗅いだ時などは、食べたいという欲求が強まるということをあらかじめ理解しておくことで、実際にこれらの局面になった時に、自制心を強く保つことを心掛けていきましょう!

それではフィットネスジャンキーでした!

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