• 木曜日 , 23 3月 2017

喫煙が太りやすい体質を招いてしまう理由に『アディポネクチン』

煙草を吸う男

「タバコをやめると太る」というのは誰でも一度は聞いたことがあると思いますが、近年の研究で喫煙が太る原因の一因となってしまうということがわかっているのはご存知でしょうか??

タバコにカロリーが含まれているわけでもないのに何故?と思ってしまうかもしれませんが、これには『アディポネクチン』というホルモンの分泌が関わっています。

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『アディポネクチン』とは??

アディポネクチンの『アディポ』は脂肪という意味、『ネクチン』というのは色々なところに引っつくという意味であり、脂肪細胞から分泌され、血中へ放出されているものです。

名前の意味だけを聞くと悪者のように感じますが、実際は肥満を筆頭に糖尿病や脂質異常、高血圧、炎症、動脈硬化性疾患、がんなどメタボリックシンドローム関連の病気を含め、あらゆる病気に対して防衛的に働いてくれている善玉ホルモンであり、脂肪の燃焼にも関わっています。

脂肪細胞から分泌されるホルモンなんだから、脂肪が沢山あった方が沢山放出されていいんじゃないの?と思ってしまうかもしれませんが、脂肪が多い状態では逆にこのアディポネクチンの分泌量は減ってしまいます。
脂肪が多い、太っている状態というのは、一つ一つの脂肪細胞が肥大して大きくなっている状態をいうのですが、この脂肪細胞が正常ではない、肥大した状態というのは逆にアディポネクチンの分泌量を減らしてしまうということがわかっています。

そして脂肪にも皮下脂肪と内蔵脂肪の種類がありますが、内蔵脂肪がこのアディポネクチンというホルモンの分泌量を減らしてしまうということもわかっています。内蔵脂肪は他に、テストステロン成長ホルモンなど筋肉の成長や体脂肪の燃焼と密接に関係しているホルモンの分泌も減らしてしまうということは以前も述べたことがあると思います。

ということは、単純にカロリーの摂取量が増えたり、運動不足で脂肪がつくということは、さらにその脂肪が脂肪燃焼に関わるホルモンを減らしてしまうということにも繋がる…いわゆる太りやすくなる負のスパイラルに嵌まってしまうということになります。

 

タバコから少し話しが逸れてしまいましたが、なぜ喫煙が太りやすい体質に繋がる一因になってしまうかというと、喫煙をすることでアディポネクチンの分泌量が減ってしまうということが近年の研究で明らかになったからなんですね。

長年喫煙していても、痩せているという方は沢山いるので(ただ僕が見てきた範囲で言うと、そういった方は食べる量自体が少ないという場合も多いですが)、一概に言えないことではあると思いますが、禁煙を始めようか迷っている方は、その事によって少しでも体脂肪も減らせられるかもしれないと思えば、頑張る材料にもなりそうですよね。(禁煙を始めると、ストレスを紛らわそうと摂取カロリーが増えがちになる人もいるのでその点は注意が必要ですが)

喫煙をしていて最近お腹周りが気になる…という方はこのアディポネクチンのことを是非覚えておいて下さい!

それではフィットネスジャンキーでした!

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