• 火曜日 , 23 5月 2017

ダイエットを成功させるための体重の測り方とは?

ダイエット 成功

ダイエットや減量に取り組んでいる方の中でも、頻繁に体重を測る方と、そうでない方に分かれると思います。

ダイエットを成功させるためには、体重を測る頻度というのは関係あるのでしょうか?また、関係あるとすれば、どのくらいの頻度で測るようにした方が良いのか??

米国のサイト、Bodybuilding.comではボディビルダーであり、全米ストレングス&コンディショニングスペシャリストの資格を持つ、ポール・サルター氏が研究結果やデータを元にその“意外な答え”を示しています。

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ダイエットを成功させるための体重の測り方とは?

毎日、毎週、それともその間くらい?実は体重を計る頻度はダイエットに大きな影響を及ぼします。今日はその理由を聞いてみましょう。

 

Q: ダイエットをしています。どのくらいの頻度で体重を計るべきでしょうか?

A: 体重を減らそうとする人には大きく二つの傾向があります。毎日体重計に乗る人と、息を止めてドキドキしながら1週間に1度か、時々しか乗らないという人々です。

これは個人的な好みの問題かもしれませんが、研究ではそれ以上のことが証明されています。では、ダイエットの結果を出すにはどちらがより好ましいでしょうか?

 

選択肢その1:時々測る

私たちの体重は前日の食事、水分や塩分摂取量、そしてストレスや睡眠状況など、さまざまな要素に影響されます。そしてその変動幅は想像より大きいかもしれません。

ある日には体重は低く、「やった!」と思っても、その次の日には上昇しているということもあるのです。もし毎日体重計に乗るたびに批判されているような気分になるのなら、これは疲れることかもしれません。

では、1週間に1度の計測は良いことなのでしょうか?『Psychological Reports』に掲載されたある研究によると、週に1度の計測、これは様々なダイエットグループが取り入れている方法でもあるのですが、この方法をとるとしばしば人々は対面を取り繕ったり、恥をかいたりしないように、健康的でない方法で体重を落とし「計測を乗り切ろうとする」ようになることが判明しています。

もちろん、「何をしてでも計測を乗り切る」のは、持続性の高い健康的な生活習慣を身につける理想的な方法ではありません。加えて、計測の間に時間が空きすぎると、体重が増えたことに気づかず、たった1度の体重計測で大きなショックを受けることにもなりかねません。

毎週の計測でもダイエットが成功する人はもちろんいます。それでも、それと同じくらいの人々が結果としてダイエットを諦めてしまう結果にもなっています。こうした事態は避けなければなりません。

アドバイスとしては、もし体重計でダイエットの進捗を評価するのなら、(あとで説明しますが、あくまでも「もし」という条件つきです)「ときどき」よりも頻繁に計測するようにしてください。

 

選択肢その2:ほぼ毎日測る

長期間にわたって毎日体重を計っていると、体重は安定していないということにすぐ気付くでしょう。体重は変動するものです。

一方で、1日か2日の変動に関わらず、週間や月間の平均体重を見てみれば、ダイエットは成功しているのかどうかすぐにわかります。1週間のうちに数回計測していれば、1度しか計測しない場合に比べて成果はずっとわかりやすくなります。

しかし、これは結果につながるのでしょうか?今までの研究によると、「イエス」です。多くの場合、時々の体重計測と比較すると、毎日の体重計測がより健康的なダイエットを行う助けになっています。例えば、『PLOS One』に掲載されたある研究では、体重計測の頻度と体重減少の関係を調査しています。

研究者らは体重計測の頻度と体重減少の間に、長期的にみて関連性があるかどうかを調査しました。その結果、毎日体重を測る人々(体重計測の間に1~6日、7~29日、または30日以上計測の間隔をあける人々と比較して)が明らかにより大幅な体重減少を実現していました。体重計測の間の間隔が長い人々の体重減少率はより小さく、減少した体重もより少ないという結果になりました。

「もちろん、でもこういう人たちはみじめで体重計に支配されているように感じているはず」と週に1回体重を計る人々は言います。でも、必ずしもそうではありません。

『American Journal of Preventive Medicine』誌で発表されたある研究によると、毎日体重を計測する被験者と、それ以外の被験者について、抑うつ症状、身体への満足度、抑圧的行動、食事のコントロール、空腹の感じやすさを調べました。その結果、毎日体重を計測している人々の方がこうした心理的な副作用の数が少ないということが判明しました。

特に、毎日体重を計測する人々では食事に関する抑制とコントロールの感情の増加、身体イメージの向上、空腹感への敏感性の低下が見られました。その他にも同様の結果を示した研究が存在します。そして、体重減少の後にも、より頻繁な体重計測と体重維持の関係性を多くの研究が示唆しています。

これでもまだ納得できないのなら、ダイエットの専門家に聞いてみましょう。『The National Weight Contorol Registry』(国立体重管理登録所)には、13キロ以上のダイエットを実現し、その体重を少なくとも1年以上維持した数千人のデータが含まれています。44パーセント以上の人が少なくとも1日1回以上、そして79%が1週間に1回以上は体重を計ったと報告しています。

これら全てを考慮すると、多くの人にとっては、頻繁な体重計測が長期的なダイエット成功には欠かせない要素であると考えられます。

 

結論

毎日体重を計るとしても、間違ったやり方もあります。体重が増えたのを見ると1日何も食べないなど、過激な方法をとる人もたくさんいます。冷静に考えることができるのならば、毎日の体重計測の習慣はとても役に立つツールです。

しかし忘れないでほしいのは、数字自体は重要ではないということです。もし数字を見たくないのであれば、13キロ差し引いて表示してくれる体重計でも買って、傾向だけ確かめても良いのです。

例外なく毎日体重を計ることを勧めているわけでもありません。研究ではその利点が確認されていますが、私は誰もがそんなに頻繁に体重計測をする必要はないと考えています。他にも理由はありますが、体重計自体に頼りすぎているように思うからです。

体重はダイエットの一部分にしか過ぎません。運動パフォーマンス、外見、サイズ、エネルギーレベル、体脂肪率、こうしたもの全てが重要な変化を示しますが、体重ほど簡単にはそれらを計測できないのです。フィットネスの知識を持った人でも、毎日体重計に乗っているとその数字を必要以上に重要なものと捉えるようになりがちです。

自分に適した習慣を作りましょう。自分の状況をコントロールできているという感覚はありますか?栄養的にも問題ありませんか?それとも全くコントロールできない状況でしょうか?自分自身に適切なプレッシャーをかけつつ、回復のための時間も取れていますか?これらの方が体重よりずっと重要なことなのです。

体重減少が目標なら、体重を測ってください。週1回の計測でストレスを感じるよりは、週に2-3回計れば、毎日計るのと同程度の利点があるはずです。ただし、身体組成や運動機能に重要な変化が起こっていても、体重計にその変化が反映されるのは、数日、あるいは数週間後ということもあることは知っておいてください。

その場合、いつかは低迷を抜け出すことができるでしょう。トレーニングとよい食生活を継続してください。この方面から健康的な生活にアプローチしていけば、結果はいつか数字に表れるものです。


ダイエットを成功させるための体重の測り方とは?~まとめ

要点をまとめると、

◆ダイエットに取り組んでいる人で毎日体重を測っている人は、1~6日、7~29日、または30日以上間隔をあけて体重を測る人より、明らかに大幅な体重減少を実現していたことが調査の結果、明らかになった。

◆毎日体重を計測する被験者と、そうでない被験者で、心理的ストレスを比べたところ、毎日体重を測っている人の方が少なかった。毎日体重を計測していた人々では、食欲の抑制と、身体イメージの向上、空腹感を感じにくくなっており、これと同様の結果を示した他の研究も存在する。

◆3kg以上のダイエットに成功し、その体重を少なくとも1年以上維持した数千人のデータによると、44パーセント以上の人が少なくとも1日1回以上、そして79%が1週間に1回以上は体重を計ったと報告している。

このように、研究から明らかになっていることは、ダイエットを成功させるためには毎日体重計に乗ることを心掛けた方がより効果的であるということですね。

ちなみに体重を測る時は、食事や体内の水分量での日内変動もあるので、乗る時間を決めて体重を測るようにしていきましょう!

それではフィットネスジャンキーでした!

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