• 木曜日 , 23 3月 2017

足の指の握力『足趾把持力』を鍛えることで得られる効果とは?

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こんにちは!フィットネスジャンキーです!

学生時代のスポーツテストなどで手の握力はほとんどの方が測ったことがあると思いますし、トレーニング器具でも握力を高めるためのアイテムはありますよね

しかし足の指を曲げる力、握る力である『足趾把持力』(そくしはじりょく)については殆どの方が知らないのではないでしょうか?

足の指の握力、『足趾把持力』はこれまでスポーツ科学の分野でもあまり着目されてこなかったようですが、ここ数年筋力測定の項目として専用の測定器を使って測定されたり、体育、スポーツ科学系の学会などにおいて足趾把持筋力に関する発表がされ始めているようです。

しかし足の指の握力を鍛えることで一体何か意味や効果があるのか??とほとんどの方が疑問に思うかと思います。実生活で足の指に意識をして力を入れることは少ないですよね。

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足の指の握力を鍛えることで得られる効果とは?

実際に足の指の握力を鍛えることで、スポーツ競技のパフォーマンスアップや、身体能力に何かしらの向上は見られるのか?というのを調べた2014年の順天堂大学大学院医学研究科スポーツ医学の櫻庭氏と土浦協同病院の橋本氏による研究があります。

この研究では成人男性12人(平均年齢29.3±4.6歳)の片脚立ち幅跳び、垂直跳び、50m走タイムの記録を計測した後に、足趾把持力のトレーニングを週3回、8週間に渡り実施して、その後に再び記録に変化があったかを確かめています。

足の指の握力を鍛えることで「垂直方向への跳躍力」と、「水平方向への跳躍力」、そして「走力」に向上がみられたのかを調べているということですね。

その結果は意外にも、垂直跳びはトレーニング前が平均54.6±7.3cmだったのに対し、トレーニング実施後が平均57.9±7.4cmで3.3cmの平均値の上昇、

片脚幅跳びにおいては、左片足幅跳びはトレーニング前が平均181.6±17.2cm、トレーニング実施後が平均196.1±13.9cmで14.5cmの平均値の上昇、

右片脚幅跳びはトレーニング前が平均178.7±15.8cmでトレーニング実施後が193.4±16.2cmで14.7cmの平均値の上昇、

50mダッシュタイムはトレーニング実施前が平均7.41±0.52sec、トレーニング実施後が7.08±0.45secと均値が0.33秒速くなっていたという、つまり水平方向の跳躍力、垂直方向への跳躍力、走力の3つにおいて有意に向上されたことが発見できたそうです。足の指の力を鍛えただけでこれだけの効果が出たというのはちょっと驚きですよね。

これは走ったりジャンプしたりする時に働く足部内在屈筋という筋肉群が足の握力のトレーニングよって鍛えられた結果、足の指5本の付け根の関節、足の人差し指と小指の先端から2番目の関節(pip関節という)の発揮できる力が大きくなった結果によるものではないかと考えられているようです。

足趾把持力を鍛える方法

足の指を鍛える方法は地味ですが、代表的な運動としてはタオルギャザーというものがあります。

タオルギャザー動画

つい足首を動かしてしまいがちなので、動かさないように、指の力だけでタオルをたぐりよせます。

 

後はバレエ用のものですが、足の指を鍛える用途にも使えるミニボールなどもあるようです。

後はこちらの動画では、チューブを活用して負荷を与えている方法も紹介していますね。

研究が行われ始めてきたばかりの今現在では、足趾把持力というものの存在自体を知らないという方がほとんどだと思いますが、そのうちスポーツ競技で活躍した選手が取り入れていたトレーニングとして紹介されていくことも今後あるかもしれませんね。

跳ぶ、走るなどを含むスポーツ競技を行っている方は普段のトレーニングを行った上で、この足の指の握力にも注目してみると面白いかもしれません!

それではフィットネスジャンキーでした!

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