• 金曜日 , 28 4月 2017

グルコサミンとコンドロイチンサプリメントは本当に効果があるのか?

こんにちは!フィットネスジャンキーです!

グルコサミン、コンドロイチンというとほとんどの方が一度は耳にしたことのある有名なサプリメントの成分ですよね。

DNS、kentai、SAVAS、GOLDGYM、HALEOなどトレーニング系サプリメントメーカー各社が“JOINT”系のサプリメントも販売していますが、どれもこの2つの成分は主要な成分としてJOINT系サプリに含まれています。

この2つの成分はほとんど一つのサプリメントにまとめられて販売されていて、効果としては軟骨の合成促進や軟骨の分解を抑制することで、膝痛の解消や予防の効果があるとされています。(後は以前の記事でも触れた炎症を招く物質『NF-kappaB』の抑制効果も挙げられます)

ちなみに変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が大きくすり減ってしまった状態のことを指すものですが、年齢とともに下半身の筋力が低下して膝関節にかかる負担が大きくなったり、長年のo脚や内股などの不良姿勢による膝への継続的な強いストレスが変形性膝関節症になってしまうことの主な原因として挙げられるので、年配の方だけが注意するイメージが強いかもしれませんが、アスリートやスポーツ選手など特定の関節を酷使し続けた場合などでは、若くして発症するケースもあります。「膝は消耗品」とも言われているぐらいですしね。

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グルコサミン&コンドロイチンは本当は効果がない?

グルコサミン&コンドロイチンという成分、サプリメントは「本当は膝痛には効果がないのではないか?」という否定的な意見もたびたび取り沙汰されることがあります。

この否定的な意見には、「膝の軟骨は確かに主成分としてグルコサミンやコンドロイチンを含んでいるが、だからといって経口摂取して軟骨の合成が促進されるとは限らないのではないか?」という考え方が根底としてあります。

グルコサミンやコンドロイチンに限らず、こういった疑いのようなものはサプリメントによくありがちな話しではありますよね。

エビデンス(臨床結果などの科学的根拠)がいまいちはっきりしなかったりするサプリメントや成分も中には存在する一方で、グルコサミンやコンドロイチンは近年の研究で信用のできる実験データが揃ってきているようです。

グルコサミン&コンドロイチンの効果を示す研究、実験データ

グルコサミン&コンドロイチンは本当に効果があるのか?否か?という答えを探るべく、2006年にアメリカの国立衛生研究所が3238人という大規模な人数を集めて行なった実験があります。

内容は、3238人の膝の痛みを抱える被験者を、

①グルコサミンのみを1500mg摂取するグループ

②コンドロイチンのみを1200mg摂取するグループ

③グルコサミンとコンドロイチン両方を摂取するグループ

④鎮痛薬を摂取するグループ

⑤プラセボ(被験者には知らせていないが実際には偽薬を摂取すること)

を摂取する5グループに分け、それぞれの摂取を24週間続けてもらって各グループの痛みの改善を評価するというものです。

この中で一番痛みの改善効果が高かったのは、鎮痛薬だったそうですが、鎮痛薬はそもそもの痛みの根本原因を治してくれるものではありませんし、長期的な連用は副作用をもたらす危険性がありますよね。

2番目に効果的だったのはグルコサミン&コンドロイチンを摂取したグループで、特に変形性膝関節症による中〜高度な痛みを持つ人には79.2%もの痛みの改善が認められたとのこと。

さらに2016年にカナダで発表された研究結果によると、変形性膝関節症の被験者429人を、グルコサミン&コンドロイチンを摂取しないグループ、1年グルコサミン&コンドロイチン摂取を続けるグループ、2〜3年グルコサミン&コンドロイチン摂取を続けたグループ、4〜6年摂取を続けたグループに分け、6年後の関節軟骨の体積の変化をMRIで実際にみて比較したところ、2年以上グルコサミン&コンドロイチンを摂取した人達は「関節軟骨の減少」が明らかに少なかったということがわかっています。

これはグルコサミン&コンドロイチンの軟骨の合成促進と分解抑制の効果が目で見える形で確認できたということですね。(ただ目で見える形で効果が確認できるまでの期間が長いというのはありますが…)

この2016年の研究結果は、変形性膝関節症研究において世界でもトップクラスであるカナダのペルティエ研究室グループが行なったもので、グルコサミン&コンドロイチンの効果を裏付けるものとして非常に信ぴょう性の高いものとみられています。

先述したように、グルコサミン&コンドロイチンは肯定的な意見と否定的な意見が混在していますがごく最近にこのような信ぴょう性の高い研究結果が発表されたのでこれからはもっとはっきりと効果があるというように認識されていくかもしれませんね。

変形性膝関節症の方やその疑いがある方は、以前の記事『変形性膝関節症による膝の痛みの原因と改善エクササイズ3つ』でも紹介したような膝に激しい負担のかからない軽度の運動を継続することにより、炎症を招く物質の活性を抑えるという改善方法もありますが、今回の記事なども参考にしてみて下さい!

それではフィットネスジャンキーでした!

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