栄養&食

栄養価と食物繊維最強!伊藤園から新発売の野菜ジュース

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こんにちは!フィットネスジャンキーです!

以前『数ある野菜ジュースの中で1番健康的なもの決定戦!』という記事を書いたことがあるのですが、その中でもっとも栄養価の高い、健康的な野菜ジュースはKAGOMEの『野菜一日これ一本』という結論にたどりつきました。

KAGOMEの『野菜一日これ一本』

選出した理由はごく単純なもので、栄養成分表示をトータルで比較して、もっとも数値が高かったのがこの『野菜一日これ一本』だったということです。

しかし伊藤園から、上のKAGOMEの『野菜一日これ一本』を超える数値を叩き出す野菜ジュースが最近発売されました!

正確にいうと去年の9月にすでに発売されていたみたいなのですが、その時はまだ125mlパックの小さいサイズでしか発売されていなかったようで、今月の5月11日から、先ほど紹介した『野菜一日これ一本』と同サイズの200mlパックになってコンビニ限定で発売されたようです。

栄養価最強の野菜ジュース『栄養強化型1日分の野菜』

以前から販売されている『1日分の野菜』という商品の新バージョンになりますね。

こちらに貼ってあるリンクの『栄養強化型1日分の野菜』は125mlサイズのものになります。今のところ、200mlサイズのものはコンビニ限定販売なので、ネットでも125mlサイズのものしか購入することは出来ません。

この伊藤園の『栄養強化型1日分の野菜』の栄養成分表示を、KAGOMEの『野菜一日これ一本』と見比べてみると、食物繊維、カルシウム、鉄、マグネシウム、カリウム、ビタミンK、βカロテンとほとんどの栄養素で、前回もっとも栄養価が高いと評した『野菜一日これ一本』を上回っています。(リコピン、ビタミンEは『野菜一日これ一本』の方が上回っている)

そして亜鉛、ビタミンCは『野菜一日これ一本』には含まれていませんが、『栄養強化型1日分の野菜』には含まれています。

もう一つ大きい特徴としては、『栄養強化型1日分の野菜』の食物繊維の多さが挙げられます。『野菜一日これ一本』が食物繊維1.2~2.9gの表記に対し、『栄養強化型1日分の野菜』は7~10gととても多いです。

(厚生労働省が発表した2015年版の食物繊維摂取基準は成人男性20g以上、成人女性18g以上)

食物繊維はダイエットや腸内環境改善などに紐付いて、近年メディアでも良くピックアップされがちなので、その辺りのトレンドも意識して強化されたのかもしれませんね。

 

野菜ジュースと野菜を食べることの違い4つ

しかしいくら栄養価の高い野菜ジュースが発売されたからといって、「でも実際に野菜を食べた方のがどちらかというと良いのでは?」という意見がほとんどだと思いますし、実際に僕もその意見は正解だと思います。

では具体的に、野菜ジュースを飲むのと実際に野菜を食べて栄養摂取するのがどのように違うのかというと…

 

噛むか噛まないかが生み出す違い

野菜ジュースは飲み物なので、噛むという工程を経ずに体内に吸収されていくことになりますが、噛むという行為によって唾液が分泌され、その唾液中の“アミラーゼ”という消化酵素が栄養を効率良く消化できるようにしてくれます。

つまり飲んで野菜を摂取するよりも、食べて摂取した方のが良いということですね。

これはサプリメントと食べ物の比較にも同じことが言えると思います。

 

野菜ジュースは不溶性食物繊維が取り除かれてしまう

食物繊維は厳密に言うと、“水溶性食物繊維”と“不溶性食物繊維”の2種類に分かれていて、水溶性1:不溶性2、の割合で摂ることが適切とされているのですが、野菜ジュースは工程の段階でジュースをなめらかに仕上げるために、不溶性食物繊維がほとんど取り除かれてしまうため、その割合のほとんどが水溶性食物繊維に偏ってしまうようです。

 

ビタミンC

野菜ジュースが製造される工程での熱処理によって、ビタミンCが壊れてしまうとのこと。ではなぜ先ほど紹介した、『栄養強化型1日分の野菜』にはビタミンCが入っているのか?

このビタミンCというのは、実は“天然ビタミン”ではなく、人工で作られた“合成ビタミン”で後から添加されたものになります。この合成ビタミンは体内に活性酸素を作り出すとして、よくないという意見もありますし、変わらないという意見もあります。

・よくないという意見

こんなに違う!!合成と天然のビタミンC こちらは最後の但し書きも含めて見た方がよさそうですね。

・変わらないという意見

天然由来と合成品

 

香料の使用

今日紹介した、『野菜一日これ一本』と『栄養強化型1日分の野菜』は香料は使用していないので、当てはまらないのですが、大半の野菜ジュースも含む様々なドリンクの原材料名の部分を見てみると、『香料』という表記があります。

この人工的に作られる『香料』というのは3200種類以上もあるそうで、例えばイチゴの香料ならその中から20種類ほどを組み合わせて作られるようなのですが、その20種類ほどの香料の表記というのは、実際には製品に書かれてはいません。

これは何故かと言うと、例え何百種類の香料をどれだけ使っていようが、原材料名の表記には『香料』の一括表記だけで良いということになっているからなんですね。

つまりメーカーがどのような香料をどれだけ使っているかというのは、消費者には知る術がないということです。

こういうことを考え出すときりがなくなってしまいますが、ジュースやジャンクフードなどの加工品を、食べたり飲んだりすることをためらってしまいそうになりますね…。

ちなみに伊藤園とKAGOMEが出している他の野菜ジュースには、『香料』と表記されているものもありますが、化学的な合成香料は使わず、天然香料のみを使用しているそうです。

 

このように、実際は直接食べて摂取した方がより健康的と言えそうですが、時間のない時や1人暮らしの方で野菜を摂取する習慣がない方などには、このように栄養価の高い野菜ジュースは大きな味方となってくれるのではないかと思います!

野菜ジュースに頼りすぎるのも良くないですが、全く野菜を食べない場合と比べたら飲んでいた方が良いとも言えるでしょう!上手く活用していきたいものですね!

それではフィットネスジャンキーでした!